2015年5月4日(月)〜5月16日(土)
風薫る5月、MAYA とMAYA2で寺田克也さんの展覧会をご覧いただきました。
MAYAでは、なかなか目にする機会の少ない寺田さんの肉筆画を。
描きおろしと、これまでのスケッチやお仕事の下絵として描かれたボールペン画と鉛筆画、52点を展示。
同時期に、HidariZingaroで個展を開催されていたキム・ジョン・ギ さんもお出かけくださいました。
日韓のスーパーアーティストのツーショット!
この翌日、キムさんの個展会場でお二人のライブドローイングが行われ Ustreamでも配信されました。
こちらは今年3月にネパール旅行中に、夢枕獏さんと作られた世界で一冊の本。
夢枕さんが手描きで文章を入れ、次の日には寺田さんが絵を描き込む…往復書簡のように綴られた
貴重な本の一部を特別にみせていただきました。ぜひ出版していただきたいですね!
会期途中から限定販売した2種類のZINE。
アートディレクションは邦訳版『DRAGON GIRL & MONKEY KING (寺田克也画集) 』の
デザインも手がけられた大岡寬典さん。
販売価格は一部¥1000以上のドネーションで。あっという間の完売でした。
売上は全額、ネパール地震被害の救援金として寺田さんから送られます。
集まった金額と寄付先はまた改めてご報告いたします。
たくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。
展覧会限定Tシャツ、『寺田克也ココ10年』『エロ×メカ』『PUSSYCAT ! KILL! KILL! KILL!』
『DRAGON GIRL & MONKEY KING』も販売。(いずれも現在MAYAではお取り扱いしておりません。)
MAYA2では、これまでにお仕事などで描かれた作品をフォトアクリル加工して42点を展示。
MAYAとMAYA2、いずれも正面の壁にはドラゴンが悠然と鎮座し、お客さまをお迎えしていました。
5月10日(日)のデジタル・ライブドローイングで絵を描かれる寺田さん。
寺田さんがprocreateというアプリを使ってiPadで描く過程を、appleTVに繋ぎプロジェクターで上映。
お話を聞きながら、参加者との質疑応答もあり、終始リラックスしたムードで制作時間は約2時間半でした。
そのときに描かれた絵がこちら!
寺田さんの個展はこの数年は毎年LAで催されていますが、日本のギャラリーでは初めてのこと。
何度も足を運んでくださったり、時間が止まったようにじっくりと一点一点を見入るお客さまが
本当にたくさんいらっしゃいました。
圧倒的な絵の力に、熱狂的なファンの方と一緒にMAYAスタッフも興奮に包まれた2週間でした。